50年代SF映画傑作選①『月世界征服』(1950)レビュー
CGとデジタル全盛の今だからこそ押さえておきたいクラシックSF映画を勝手に紹介する50年代SF映画傑作選。今回はロバート・A・ハインライン原作を映画化した50年製作のジョージ・パル製作の『月世界制服 Moon』のご紹介。これまで想像力の対象だった宇宙旅行に科学考証を持ち込んだ最初の本格宇宙開発映画。ここから50年代SF映画ブームは盛り上がっていく。 『月世界制服/Destination Moon』...
View Article50年代SF映画傑作選②『地球の静止する日』(1951)レビュー
CGとデジタル撮影の普及で勢いづく現在の大作映画も、50年代に巻き起こったSF映画ブームがあってからのこそ。今ここで押さえておきたいクラシックSF映画の数々を勝手に紹介します。50年代SF映画傑作選第二弾はロバート・ワイズ監督作『地球の静止する日(1951)』です。2008年にはリメイクされるなど、その後のSF世界に多大な影響を与えた本作。SFだからこそ語られるドラマは今でも色あせない。...
View Article50年代SF映画傑作選③『宇宙戦争』(1953)レビュー
CGとデジタル全盛の今だからこそ押さえておきたいクラシックSF映画を勝手に紹介する50年代SF映画傑作選。今回はH・G・ウェルズ原作をジョージ・パル製作でバイロン・ハスキン監督が映画化した1953年の『宇宙戦争』です。2005年にはスピルバーグによってリメイクされた本作。今見れば「?」な部分ももちろんあるが、火星人対人類との決死の戦いに注目。 『宇宙戦争/The War of the Worlds』...
View Article50年代SF映画傑作選④『イット・ケイム・フロム・アウター・スペース』(1953)
CGとデジタル全盛の今だからこそ押さえておきたいクラシックSF映画を勝手に紹介する50年代SF映画傑作選。今回はレイ・ブラッドベリ原作を完全映画化、そして時代を半世紀先取りした3D作品でもある53年の『イット・ケイム・フロム・アウター・スペース/It Came From Outer...
View Article50年代SF映画傑作選⑤『惑星アドベンチャー スペース・モンスター襲来!』(1953)レビュー
CGとデジタル全盛の今だからこそ押さえておきたいクラシックSF映画を勝手に紹介する50年代SF映画傑作選。今回は1986年トビー・フーパー監督作『スペースインベーダー』のオリジナル作品である『惑星アドベンチャー...
View Article50年代SF映画傑作選⑥『放射能X』(1954)レビュー
CGとデジタル全盛の今だからこそ押さえておきたいクラシックSF映画を勝手に紹介する50年代SF映画傑作選。今回はパニック映画の金字塔『放射能X/Them!』を紹介します。宇宙関係のSF作品が華やかだった50年代にあって、原爆実験によって巨大化したアリが襲いかかる絶品モンスターパニック。脚本、演出ともに同時代の類似作品からは頭一つ抜け出した記念碑的作品。『ゴジラ』ファン必見の快作!...
View Article50年代SF映画傑作選⑦『宇宙水爆戦』(1955)レビュー
CGとデジタル全盛の今だからこそ押さえておきたいクラシックSF映画を勝手に紹介する50年代SF映画傑作選。今回は1955年公開の『宇宙水爆戦/This Island Earth』のご紹介です。SF映画の醍醐味それは異星人、という当たり前のことを教えてくれる本作。脳みそがシースルーな元祖「サイバイマン」のヴィジュアルを前にすれば、どんな安っぽいストーリーも我慢できる。 『宇宙水爆戦/This...
View Article50年代SF映画傑作選⑧『禁断の惑星』(1955)レビュー
CGとデジタル全盛の今だからこそ押さえておきたいクラシックSF映画を勝手に紹介する50年代SF映画傑作選。今回は1955年公開『禁断の惑星/Forbidden...
View Article50年代SF映画傑作選⑨『ボディ・スナッチャー/恐怖の街』(1956)レビュー
CGとデジタル全盛の今だからこそ押さえておきたいクラシックSF映画を勝手に紹介する50年代SF映画傑作選。今回は1956年公開『ボディ・スナッチャー/恐怖の街』のご紹介です。ジャック・フィニィの原作『盗まれた街』の映画化作品で、その後何度もリメイクされた古典SFの名作。ある日突然未知の生物に町が乗っ取られていく静かな恐怖を、巧みな演出で引き出した快作。監督は『ダーティハリー』のドン・シーゲル。...
View Article50年代SF映画傑作選⑩『縮みゆく人間』(1957)レビュー
CGとデジタル全盛の今だからこそ押さえておきたいクラシックSF映画を勝手に紹介する50年代SF映画傑作選。今回はSF作家リチャード・マシスンの同名原作を彼自身が脚本家として参加し製作された『縮みゆく人間』のご紹介。放射能を浴びたことで徐々に縮んでいく男の悲哀を通して、生きることの意味を問いかける作品。人生の全てはその存在に委ねられていることを訴える、テーマ、脚本ともに特出した傑作SFドラマ。...
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